学び直しをしたい社会人必見!日常生活から学びを生む方法15選

「日本人は勉強しない」と言われて久しいですが、なぜ学ばないのでしょうか。

少し前のデータですが、こちらをご参照ください。

パーソル総合研究所、日本の「はたらく意識」の特徴を国際比較調査で明らかに 国際競争力低下の懸念。日本で働く人の46.3%が社外で自己研鑽せず

本データでは、日本人の46.3%が学ばないと言われています。

これは他国と比べて「圧倒的に」少ない状況です。

一部を以下に書き出してみました。

14カ国・地域の平均(%)日本の平均(%)
読書をする42.3%27.4%
勉強会への参加36.9%13.6%
ボランティア等への参加17.9%4.4%

これらをはじめ、他の項目でも日本人は「圧倒的に」勉強をしないという結果になっています。

今回の記事は、

・勉強なんてしている暇がない
・学び方が分からない
・学んだからといって何に役立つか分からない

このような人に、普段からできる学び直しメソッドをお教えします。

この記事を書いた人
イング
 

イング

・20代は転職を繰り返す。ハラスメントの嵐で地獄を経験
・お金もなく、毎日もやし炒めでしのぐ日々。貯金はもちろんゼロ
・「絶対成功する!」の精神で学び、現職では一気に管理職へ
・ビジネス、読書をメインに学び」、「挑戦するマインド」を発信
・グルメや旅行も時々発信。一度きりの人生の楽しみ方、教えます

現在、「学び直し」「リスキリング」など、社会人になっても学んでいこうというワードをよく聞きますね。

では、学ばないとどうなるのか。

今の問題ではなく、数年、数十年先の自分の課題として捉えてください。

目次

そもそもどうして学び直しをするのか?

なぜ学び直しをする必要があるのでしょうか?

学校で学んだことを社会で応用していけばいい。

そのために学校で学んできたのではないでしょうか?

学び直す意味として、以下の4つがあると私は考えます。

技術や知識の進歩

技術や知識の進歩が速く、新しい技術や知識が次々と登場しています。

例えば私で言えば、大学生時代にPHSが普及し、ガラケー、スマホと進化してきました。

電話を持って、外でネットが出来る時代なんて想像もしていませんでした。

PHSを持った時は「これは凄い!」「時代の先駆者だ!」と思いましたが、それから20数年。

PHSは影も形も無くなりました。

それだけのスピードで世の中は便利になり、その裏には技術や知識の進歩があったということです。

そのため、社会人になっても最新の情報やスキルを習得し続けるために、学びが必要になります。

職務の変化

仕事内容や業務環境が変わった場合、それに対応するために新しいスキルや知識が必要になります。

また、職務の範囲が拡大した場合には、それに応じた新しい知識やスキルが必要になります。

今の世の中、一つのことしか出来ないということは通用しません。

もちろん一つの事を突き詰める努力はすべきですし、そのエキスパートになれるくらいになりましょう。

その上で、常に変化に応じれる姿勢が必要です。

自己成長

前述した「技術や知識の進歩」「職務の変化」に対応するためには、やはり自己成長は欠かせません。

自分が成長しなければ対応しきれません。

そのためにはやはり、新しいスキルや知識を学ぶことが必要です。

新しい知識やスキルを習得することで、知見も広がりますよね。

そうすれば自分の可能性を広げることにつながるでしょう。

競争力の維持・向上

社会人にとって、自分自身の競争力を維持・向上させることが重要です。

みんな仲良しの時代ではありません。

淘汰され振り分けられ、飛躍していく人もいれば、生活に苦しむ人もいます。

他者と競争し、生き残っていくためには、新しいスキルや知識を習得することが必要です。

以上のようなことから、社会人になってからも学び直すことは、自分自身を成長させるだけでなく、職場や社会に貢献するためにも必要なことであると言えます。

あなたは成功する人、しない人。

どちらになりたいですか?

学び直しの1日をご提案します

なぜ学び直すのか、理解していただけましたでしょうか?

とは言えども、いきなりあれもこれも出来ません。

そんな方は、「おはようからおやすみ」まで!

1日の中で簡単にできる学びを教えますよ!

朝起きて前向きな言葉を発信する

「学びじゃないじゃん!」って言われそうですが、これは学びへの準備です。

朝起きたら、前向きな言葉を発して、1日をプラスに働かせる体にするのです。

脳科学に「プライミング効果」という言葉があります。

それは、自分の前向きな言葉や行動が、そのものを引き寄せてくるということです。

つまり前向きな姿勢の人には、前向きな結果がもたらせやすいということです。

逆に朝起きて「今日も仕事嫌だなぁ…」って思ったら、1日が全然楽しくありません。

しかも嫌な結果にしかなりませんよ。

情報番組ではなくニュースを観る

朝から芸能人が結婚したとか離婚したとか、ドラマが始まったとかいう情報は全く意味がありません。

その情報はあなたがこれから生きていく上で全く役に立たないことです。

強いて言えば、映画やドラマが歴史上の人物をテーマにしていた場合、その人物の生い立ちを知ろうとする努力をするのであれば、多少は意味があると言えるでしょう。

どちらにしても、そのような情報番組はほどほどにしましょう。

多分観ているようで観てないですよね。

それであれば、ニュースを流していた方が何倍も有効ですよ。

ニュースをながらでも流しておくと、少なくとも概要くらいは頭の中に入ってきます。

それが知識になるんです!

自分に直接関係ないニュースでも、その話題で少しでも会話ができる人の方が、私は信頼がおける人だと考えます。

今日のニュースの一つを掘り下げる

先ほど、朝はニュースを観るように言いました。

おすすめは、

モーニングサテライト(テレビ東京)
NHKニュースおはよう日本(NHK)

この2本に限るでしょう。

モーサテ(モーニングサテライト)は経済中心なので、投資・経済の知識が付きます。

おはよう日本は満遍なく今あった事を伝えてくれて、必要最低限の時事ネタが分かります。

その中から、1日1つ、掘り下げてみてください。

そんなに難しく考える必要はありません。

「聞いた事ないな」「これなんだろ」ってことを少し掘り下げるだけです。

それだけでも、興味を持ったワードについての知識が付きます。

電車の第2ルートを考える

お客様の会社へ訪問する際に、乗換案内アプリなどでサッと調べていませんか?

それはそれで全く問題ありません。

時間もお金も有効に行ける場所を探せるのですから。

では、移動している際に、他のルートを考えてみましょう。

特に東京や大阪のような大都市だと、第2のルートも、さほど差がないことが多いでしょう。

これには、周辺の路線や乗り換え駅の情報が頭に入っていなければなりません。

これらは仕事にも通用することです。

全ての会社が自分の提案通りにいくわけではありません。

その際には第2の代替案が必要になってくるでしょう。

パッとすぐに代替案が出てくるでしょうか?

その癖付けをする意味もありますし、発想の切り替えの特訓だと思ってください。

読書は欠かせない

通勤時間はやはり読書が一番メリットがあります。

私は30代くらいまで読書は全くしませんでした。

むしろ本を読むと知恵熱が出るくらい拒絶反応をしていました。

しかし、読書が好きになってこれだけは言えます。

「読書が嫌いという人の人生には先がない」

読書をすれば、

・語彙力がつく
・発想力が養える
・読み込む力がつく
・言い回しの表現が学べる
・知識×知識で飛躍的に知識がつく
・自分の得手不得手を知り対策が取れる

これら以上にもまだまだメリットがあります。

読書をしない人からすれば、これらのメリットがあることすら気づかずに年月を過ごしてしまいます。

読書を勉強と思っている時点で私はアウトだと考えています。

ちょっとした息抜きに読書をする。

これくらいにならなければ、はっきり言って社会で戦い抜くことは難しいでしょう。

読書についての記事は多く書いているので、ぜひご参照ください。

エレベーターではなくエスカレーターを使う

さて、あなたはお得意様のところへ行くために外出しました。

100階200階のビルがあればエレベーターは有効でしょう。

しかしショッピングセンターなどでは、エレベーターもエスカレーターも時間としてはさほど大差はないでしょう。

エスカレーターであれば各階のお店が見え、今のトレンドを知ることができます。

看板や通行人からも今の流行りがみえ、音楽から今のトレンドが分かるでしょう。

エレベーターだと、周りの人もぎゅうぎゅうに詰め込まれ、移動の間は息も詰まる空間です。

エレベーターの箱の中から、何が見えるでしょうか?

歩くのは少し早歩き

直接学びには関係ないかも知れませんが、少し早歩きの方が脳も体も活性化され、冴えてきます。

帰宅する際や、取引先へ向かう時。

早く歩こうが遅く歩こうが、あなたの目的地は一緒です。

だらだら歩いたところで、労力は変わりませんし、むしろだらだらしている気力が負けているでしょう。

サッサっと歩いている方が気分も前向きになりますし、勿論健康にもいいでしょう。

街の企業に興味を持つ

何気なく歩いている街並み。

「あの看板の企業はどんな会社だろう?」と疑問を持ったことはありますか?

・あの会社は何をする会社だろう
・なんであんなところに看板を出しているのだろう
・あのキャッチコピーの意味はなんだろう

それらを考え、調べるだけでも頭を働かせることができます。

もしかすると今の仕事に役立つ会社かもしれません。

「なぜ!?」と疑問を持つ

何事にも疑問を持つことはとても大切です。

例えば、上司からの指示の意図や取引先の対応に対してです。

相手から言われたままに対応してはいないでしょうか?

仮に言われたまま対応せざるを得ない場合でも、疑問を持って他の対応がないか探ることが大切です。

何も考えずに右から左へ言われたままを流しているようでは、考える能力・発想が養われません。

これは街を歩いている時や、テレビを観ている時も同じです。

・その犯罪はなぜ起きたのか?
・なぜこのお店はここに立っているのか?
・なぜパン屋の横にパン屋があるのか?

ちょっとしたことに「なぜ?」と、少し踏み込んでみましょう!

営業の行きと帰りは違う道

営業の
行きと帰りは
違う道

なんか川柳みたいなテーマになりました(笑)。

外出先でも、行きと帰りは違う道を通る方が新しい発見がありますよ。

同じ道を通っていては同じ景色しかありません。

違う道であれば、2通りの景色に出会えます。

前述した「街の企業に興味を持つ」機会も2倍に増えるわけですから、それだけ学びが多くなるのは明らかです。

お店の回転率や費用を考える

さて、ランチの時間がやってきました。

美味しいものを食べよう!

いいですね。

美味しいものは心を豊かにしてくれ、安らぎを与えてくれます。

ランチを食べている時間でも学びはたくさんあります。

お店の席数はいくら?
お客の滞在時間は?
お客の平均単価は?
営業時間は?
1時間あたりの売り上げは?

細かく原価や共益費まで計算する必要はありません。

売り上げや客層分析。

自分なりにこのお店をプロデュースするなら、どこを変更するかなど。

ゲーム感覚で見るだけでも学びは増えます。

自分の意思を伝える

さて、事務所に帰ってきて、取引先での商談内容を上司に伝えます。

「お客様から〜と言われましたが、どうしたらいいですか?」

これでは全くダメです。

自分の考えや意見はどこにあるのでしょうか?

「お客様から〜と言われました。私は○○を提案したいと思いますが、いかがでしょうか?」

自分の考え・意見を持って進言しましょう。

こうすることはお客様のことを考え、自分なりに意見を考え、プランニングするということです。

これも勉強の一環です。

継続することで、最短で最適なプランニングができるようになりますよ。

休憩する

さて仕事も終わって帰宅時間です。

1日の仕事が終わって、帰りの電車もさぁ勉強…

となっても、何も一日中勉強できるわけでもありません。

少しはゆっくり頭と目を休め、ゆっくり帰りましょう。

一番いいのは、この休憩するという時間が読書になることですね。

読書を勉強と捉えている時点で、まだまだ次のステップへは行けません。

読書は休憩時間にするもの。

こう思えるようになれば、もう読書はあなたの味方です!

やりたいことを明確にする

帰宅したらまた勉強というより、これからのプランニングの時間を設けましょう。

・あなたは一体、なぜ勉強をするのですか?
・その勉強には、どんなメリットがありますか?
・いつまでにその勉強の成果が必要ですか?

とにかく勉強したいということへの目的・着地点をしっかり見定めましょう。

「本を読んでいれば、いざという時に、なんか役立つだろう。」

こう思っている間は、目的のある勉強をしていないのと同じです。

明日に向けて整える

学ぶということは、徹夜したり睡眠時間を削って一気に詰め込む必要はありません。

それでは長続きしないでしょう。

今まで朝から学べる行動について説明してきました。

しかし徹夜したり睡眠不足だと、せっかくの学ぶサイクルが回りません。

しっかり暖かいお風呂で体を癒し、睡眠時間を確保してください。

そしてまた今日学んだ1日のルーティンを朝から続けてみてください。

まとめ

学ぶチャンスは朝から晩まで、あなたの周りにたくさん転がっています。

そこに気づくかどうか。

つまりあなたに『学ぶ姿勢』があるかどうか。

学ぶ姿勢があれば、今まで挙げてきた行動は全て無意識にできます!

無意識に出来るから、この記事に書いてきたような行動になります。

日々の行動に、まずは一つずつ組み込んでみてください。

半分くらいの行動を日々できるようになれば、残りは自然とできるようになるでしょう!

日々の学びから少しずつでいいので成長しましょう!

すぐには結果が出なくても、決して悪い方向にはいきませんので。

皆様の成長した報告をいただける日を楽しみにしています!

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