上述したタイプは、元々本を読む習慣がない人に多いんですよね。
しかし、よく考えてみてください!
子どもが初めて本を読む際に、いきなりビジネス書を読まないですよね!?
最初は推薦図書など、絵本や物語から読んでいると思います。
であれば、読書に慣れていない人が、無理して自己啓発やビジネス書を読む必要はありません。
結論!
私のおすすめは、喜多川泰氏の作品を読むことです!
たくさんの本が溢れる中で、喜多川泰氏の作品は、上述したように読書に慣れない方へおすすめです!
なぜか!?
これから紹介していきますね。
喜多川泰氏とは?
後で本人のホームページをリンクさせていただきますが、私が喜多川泰氏の作品と出会ったのは、まだ数年前くらいです。
何気なく読んだ「賢者の書」が単純明快で、自分に足らないもの、忘れていたものを思い出させてくれました。
そこから喜多川氏の作品を読み始めました。
こちらが喜多川泰氏のホームページです。
小説だけでなくメルマガやオンラインサロンもやっています。
私もブロガーとして、喜多川泰氏のブログが面白いですね。
ほんの少しの言葉で伝える。
さすがプロです。
喜多川泰氏の魅力とは?
私なりに喜多川泰氏の作品に感じている魅力は、
- 小説の中に、これから生きていく気づきが多くある
- どの年代でも楽しめる事ができるストーリー
- 登場人物のように自分の世界に重ね合わせやすい
まさにこれだと思いますね。
小説なので、「これをこうやりなさい!」と細かく指示をくれるビジネス書とは違い、大きな方向性で示してくれます。
喜多川泰氏のおすすめ作品
あまりネタバレになってはいけないので、大まかな感想と、あらすじのみにさせていただきます。
(あらすじについては、Amazonの商品紹介ページを参照しています。)
順位を付けようと思ったのですが、どうしても付けられませんでした。
なので、作品紹介とさせてもらいます。
手紙屋
「賢者の書」違うんか〜い!と言わないでください(笑)。
「就活」がメインのストーリーだったの、手に取るまでに時間がかかりましたが、既に働いている方でも十分にためになります。
私自身、就活時にこの本に出会えてたら良かった(その頃にはまだないですが)と思った一冊です。
また、働き出して何十年にもなりますが、今でも感銘を受ける場面もありましたし、自分の子どもにも伝えたい事がたくさんありました。
〈あらすじ抜粋〉
就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学4年生の僕はある日、書斎カフェで奇妙な広告とめぐりあう。その名も『手紙屋』。たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるというのだ。 平凡な人生を変えたい!目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい! そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始めた……。 働くことの意味とは? 真の成功とは? 幸せな人生とは? 明日をよりよく生きたいあなたへ贈る感動作。
運転者
運が「良い」「悪い」ではなく、「使う」か「貯める」か。
この本を読んで、やっぱり素直に人の気持ちを考えた行動をしようと思いましたね。
報われない努力や行動があっても、自分に嘘を付かずに行動したい。
〈あらすじ抜粋〉
……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」
思わず独り言を言った、そのときだ。
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。
運が劇的に変わる時、場というのが、人生にはあります。あなたにも。
運はいいか悪いで表現するものじゃないんですよ。
使う・貯めるで表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
運は後払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。
周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使っただけです。―――本文より
君と会えたから・・・
思わずキュンとしてしまいます。
男女の淡い恋愛もあり、学びの中にもなんともやるせない気持ちが湧くのも、喜多川作品の特徴かもしれません。
小説としてのイメージが強い作品でしたが、私自身、前向きさが生まれてきた1冊でした。
〈あらすじ抜粋〉
将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……
上京物語
内容もさることながら、展開も非常に面白い構成でした。
これがプロの発想というか、空間、時間のイメージの仕方なんだという思いです。
また、父から息子へという、不器用ながら伝える様も、自分の事のように感じました。
〈あらすじ抜粋〉
成功を夢見て上京した青年、祐介。 いい暮らしがしたい。かっこいい車に乗りたい。自分の家が欲しい。誰もが思い描く「理想の人生」を追い求めていたはずだったのだが……大きな希望に胸を膨らませながら人生のスタートラインに立ったのに、みんなが当たり前だと思っている常識に流されて生きていくうちに、いつのまにか夢を忘れ、「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔する。そんな多くの人が陥りがちな生き方を打ち破るには、何をすべきなのか?本当の幸せをつかむための考え方、心の持ち方とは? 父から息子へ贈る渾身の手紙によって、夢を実現する「成功者」の生き方が少しずつ解き明かされていく!
まとめ
今回ご紹介した4作品は、ランキング順に並べたものではありません。
どの作品にも良さがあり、甲乙つけ難いものですし、付けるべきではないと思います。
もちろん、この4作品以外にも、まだまだ良い作品はあります。
読みやすく、グサッと刺さる名言も多くあります。
「学ぼう」という気持ちより、気楽に読んでみてください。
そっと軽く、背中を押してくれているような作品ばかりですから。
編集後記:
喜多川泰氏の作品は癒し、前向き、リラックス、そして葛藤からの解決を与えてくれます。
写真を見ると本人の優しさが伝わってくる第一印象です。 これからの作品も待ち遠しいですね。
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