最初から営業が好きだと言う人はほとんどいないでしょう。
少なくとも仕事を始めて、最初から営業が好きな人はいません。
「好きだ」「得意だ」は後から、ついてくるものです。
でも、営業で仕事をしていく上で、嫌々するのは嫌ですよね!?
今回は営業一筋20余年、今なお営業を楽しんでいる私が、今から使える極意を伝授いたします!
なぜあなたは営業が苦手なのか
「営業職」って聞くと何をイメージしますか!?
- 一日中外回り
- お客さんに無理難題言われる
- 契約が取れない
- どうやってサボるか
まず「楽しい」「自分のためになる」などのワードが真っ先に出てくる人は少ないでしょう。
これが営業に対していいイメージを持たない最大の原因です。
「結果が出ない」「お客様から無理難題言われる」など、気分が沈む時があることも分かります。
でも、それが仕事であり、自分や家族が食べていく術なのです。
しかしそのマイナス思考からも、今日でオサラバです!
営業を楽しくする思考法
ではどうすれば、営業は楽しくなるでしょうか。
徹底的に思考を変える
なぜ営業が苦手なのか、その思考は先ほど書きました。
勘のいい人であれば、もうお気づきでしょう。
単純に思考法を変えればいいのです。
変えればいいと言うか、変えるしかないのです!
- 営業は楽しい
- スキルアップになる
- どんどん経験を積んで昇進してやる
とまぁ簡単に言いましたが、それで上手くいけば苦労はしません。
でも、まずは思考の逆転から始めなければ、スタートラインが全然違ってきます。
営業に限らず、受動的に行う作業と能動的に行う作業では、結果は火を見るより明らかです。
能動的思考に変われば、これから伝授する思考法もすんなり受け入れられ、楽しい営業をすることができるでしょう。
テレアポは断られてナンボ
若手社員であれば、新人の登竜門的な感じでテレアポを命じられるかもしれません。
テレアポに感情を入れすぎると、次のステップが難しくなるでしょう。
「また断られるのが嫌だなぁ」「愛想悪く切られたり、怒鳴られるかも」
テレアポはそれが普通だと割り切る必要があります。
一日100件電話して、1件アポが取れるか取れないかの世界です。
毎日1勝99敗の世界なのです。
いちいち感情移入していては、次の電話ができません。
次はちょっとテンション高くやってみよう。
次はちょっと声を渋めにやってみよう。
そんなゲーム感覚でやってみたら良いのです。
出来る人から徹底的にパクる
- 上手に成約を獲得してくる先輩
- お客様といつも笑って電話している同僚
- 細かいケアをしてくれる上司…など
人のいいところを徹底的にパクってください。
真似してると言われていいのです。
真似して結果が残せるのであれば、徹底的にパクってください。
なぜ先輩は結果が出ているのか。
・事前の企業分析が他の人より違う目線があるのか。
・お客様と、仕事以外での趣味趣向の話しを膨らませるのに長けているのか。
必ず他の人には自分が持っていない点があるはずです。
そして、その利点を活かして結果を残しているはずです。
それらを徹底的にパクって、自分の行動にしていきましょう。
遊びながら働け
遊びながら働きましょう。
遊べと言っても、本当に遊んでるわけではないじゃないですか。
テレアポの時にも少し触れましたが、例えばゲーム感覚は大切です。
あなたがゲームをしていることを思い出してください。
あるロールプレイングゲームでは、勇者は最初、布の服とこん棒だけで冒険へ出かけます。
そこで敵を倒しながら経験値を積み、だんだん強くなっていきます。
敵を倒し経験値を貯めるということは、仕事で言うと何度もお客様に営業をかけ、売れるも売れないも経験値として積み上がっていくわけです。
ちょっとつまづいたら城(初心)に戻り気持ちをリセットし、敵(仕事)を倒していくのです。
経験値(仕事の経験)を貯めて、さらに強い敵(大きな契約)を倒しにいくのです。
テレアポ取れたらレベルアップ!
契約取れたらさらにレベルアップ!
お客様がさらにお客様を紹介してくれたら会心の一撃!
仕事を遊びに変えて楽しみましょう!
仕事2割 雑談8割
これは私が仕事でモットーとしている精神です。
営業に来ているので、いずれは仕事の話しをするのです。
であれば、まずは雑談をして楽しみましょう。
あなたもずっと仕事の話だけでは疲れます。
お客様も、来客があれば自分のデスクから離れることができます。
上司がいない場所で、多少の雑談がしたいはずです。
雑談には色々なヒントが詰まっています。
担当者の性格や思考も分かりますし、趣味などの話しで意気投合する場合もあります。
そうすればこっちのものです。
雑談がから話しを広げ、また会いたい、話したいと思ってくれると、どんどん次に繋がっていきます。
違う自分を演じる
私自身は自分を演じることで、仕事が上手くいきだしました。
普段は無口で大人しく、他の人が決めたのであればそれでいいんじゃない!?って思うタイプでした。
あまり積極性がなく、思い通りにいかなくても仕方がないと思う性格です。
もちろんそれでは仕事が上手くいくはずもありません。
自分の素の姿で仕事をすることにも疲れていた時、思い切ってテンションを上げてみようと思い、ニコニコ元気いっぱいで営業へいきました。
すると、あっという間に仕事も進み、何より信頼してくれるようになりました。
テンション低く、声も小さく、笑顔も少ない人から、誰がものを買うでしょうか!?
誰がこの人と一緒に仕事をしようと思うでしょうか!?
もちろん、物静かな営業担当を好む人もいるでしょうが、そういう時は相手を理解し、物静かなキャラを演じればいいのです。
よくお笑い芸人でも、テレビではめちゃ面白いのに、楽屋に戻ると無口な人がいると聞きます。
破天荒キャラの人でも、礼儀正しく、頭が低い人も多いようです。
演じることで、仕事とプライベートのオン・オフを切り替えることも出来ますよ!
何より勉強
色々伝授してきましたが、何より学ぶ事、学ぶ姿勢が大切ですね。
学びがなければ、思考を変えるメソッドがわかりません。
学びがなければ、効率よく徹底的にパクる方法がわかりません。
学びがなければ、雑談の話題も作れません。
学びについては私も色々研究、実践してきました。
以下のブログを読む事をおすすめします!


まとめ
営業について、難しく考え過ぎていませんでしたか?
仕事だからって、丁寧になり過ぎていませんでしたか?
遊び感覚、ゲーム感覚で出来れば、それほど楽しいことはありません。
遊び感覚で仕事をして契約や結果を持って帰ったとしましょう。
それで「遊び感覚で仕事をするな!」と怒られる会社であれば、見切りをつけた方がいいでしょう。
要は仕事は結果が全てです。
営業の仕方などを先輩や上司が教えてくれても、数パターンで営業手法が収まる業種、業界なんてありません。
だから苦労するわけなので、楽しまなければやってられません。
思考を変えて楽しくやれば、だんだん経験値が積み上がっていきます。
経験が積み上がれば、営業時にお客様から言われた事に対しても、提示できる選択肢が増えていきます。
やらされている人からは何も買いません。
楽しくやっている人からしか、お客様はものを買いません。
これは断言できます!
なぜかって!?
その人の気持ちが顔に出るからです。
今回の記事を何度も読み返し、トピックを呪文のように繰り返し読み上げ、頭に刷り込んで下さい。
きっとあなたの営業は今から変わりますよ!
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