あなたは死ぬまでに食べておきたいもの、ありますか?
今回は北は北海道、南は沖縄まで旅し、ご当地グルメを堪能してきた私が、食べておきたい和菓子を紹介します!
取り寄せてでも食べたい和菓子ばかりですよ!
イング
・「美味しいものは人を幸せにする」をモットーに食べ歩き。
・仕事の合間に、美味しいものを探してふらりと現れます。
・特にラーメンは14年連続年間100杯以上を食する得意分野。
・論評をするのではなく、皆で食をワイワイ楽しむのが一番!
和菓子を知っていると得するメリット
なぜ和菓子なのか!?
実は、「和菓子」を知る事で得することがあります。
ご当地の歴史を知る
和菓子店は創業100年以上の歴史あるものが多くあります。
その歴史の中で、
・創業時の歴史
・その和菓子が愛された変遷
・その素材を使っている意味
これらをはじめとした、時代背景があります。
歴史を知って食べることで、また一味違った歴史の味を楽しめるでしょう。
ご当地ものが多い
和菓子は歴史がその地にあるように、その地を中心に製造・販売しているものが多いです。
全国の百貨店で展開している和菓子もありますが、その地に行って買う・食べるのも一つの楽しみ方です。
今回は各社のホームページやネットショップで買えるものがあれば紹介をしますが、できればその地に足を運び、その地で楽しむことをおすすめします。
ご贈答・手土産に最適
和菓子は手土産に最適です。
ケーキなどを先方へお邪魔する際に持って行くと、その日のうちに食べてもらわなければ腐ってしまうものが多いですよね。
その点和菓子は、日持ちがし、また形が崩れにくいものが多くあります。
出張先のお得意様や、旅行ついでに久しぶりに友達に会う時など、ご当地の和菓子を持って行きやすいのは大きなメリットですね。
このように、和菓子を知っておくことで得するメリットは多くあります。
ぜひこれらを知りながら、これから紹介する和菓子をお楽しみください。
【実食済】死ぬまでに絶対食べておきたい和菓子7選
船橋屋のくず餅(東京都)
私自身、東京へ行った際は必ず買って帰る和菓子です。
本店は江東区亀戸ですが、大丸東京店、エキュート東京店など東京駅にも店舗があります。
旅行帰りなどにも買いやすいのは良いですね。
食べる際は、くず餅にたっぷり黒蜜ときな粉をかけて、ゆっくり嗜んでください。
マジで美味しいです!
創業は江戸時代の文化2年(1805年)、200年以上の歴史がある銘菓です。
「くず餅 大箱(4~5名様用48切れ)」でも1,350円(税込/2023年3月時)と、値段もお手頃ですね。
あんみつも人気で、よく買われている人を見ます。
あわせて買ってみてはいかがでしょうか!?
はや川の羽二重くるみ(福井県)
入手困難、出会えたら超ラッキーな和菓子です。
福井県にはもともと羽二重餅という銘菓があります。
その羽二重餅にくるみを加え、シュー生地でサンドしたものが羽二重くるみです。
シュー生地のふんわりした柔らかさに羽二重餅のもっちり感。
くるみのしっかりとした味と食感が、なんともたまらないハーモニーを醸し出してくれます!
ビジネスや観光で福井県へ来ているのであれば、福井駅にあるお土産屋「プリズム福井」で買うのが便利でしょう。
(※追記:福井駅中のプリズム福井は、駅前再開発のため、2024年春まで閉店。)
しかし…だいたい昼過ぎには売り切れており、帰ろうとする18時くらいにはほぼ売り切れて手に入りません。
私も仕事で福井県には5〜6年通いましたが、出会えたのはわずかに2回だけです。
頼みのAmazonや楽天市場での販売もありません。
公式ホームページで販売はしているようなのですが、現在はホームページもリニューアル中です(2023年3月現在)。
ただ!
ふるさと納税の返礼品として手に入れることができるようなので、福井県に行く機会がないけど、ぜひ食べてみたいという方は、ふるさと納税がおすすめです!
価格:5,000円 |
塩見常盤堂の笹の葉せんべい(岡山県)
素朴な感じですが、香ばしさもあり、パリッとした一口サイズです。
祖父母が住んでいた地域の銘菓のため、祖父母の家へ遊びに行ったら必ずあるお菓子でした。
1袋(70g233円(税込)、2023年3月現在)から購入できるのも手軽でいいですね。
一部のマルナカ、天満屋の店舗でも買えるので、手に入れやすいですよ。
全国発送はメールや電話で承っているようですが、詳細は分かりません。
Amazonや楽天では一切販売されていません。
やはり、現地まで買いに行くべきですね!
粟玄の和洋(大阪府)
名前の通り「和」なのか「洋」なのか…
大阪市住吉区にある、70年以上の歴史を誇る老舗です。
2019年に開催された「G20大阪サミット2019」のお菓子にも使用された、気品あるお菓子です。
大阪銘菓の粟おこしをベースにアーモンドでコーティングし、コーヒーの苦味をプラスした、なんとも言えない味の奥行きがある逸品です!
粟玄のホームページからオンライン購入が可能です(2023年4月までは休止中)
Amazonでは非公式ショップが販売をしていますが、せっかくならちゃんとお店で買いたいですね。
店舗近くには住吉大社もあり、観光をしながら訪れることができます。
大阪の歴史を感じながら、ぜひ味わってみてください。
自分用でちょっと楽しむ90gサイズであれば972円(税込、2023年3月現在)とお手軽です。
日本橋錦豊琳のかりんとう(東京都)
明治28年(1895年)創業、120年以上の歴史がある銘菓です。
かりんとうって、スーパーなどで売っている、あの黒いものをイメージしませんか?
日本橋錦豊琳のかりんとうはバリエーションも多く、また味も丁寧で、いろんなシチュエーションに合います。
私は「野菜かりんとう」や「きんぴらごぼうかりんとう」が好きですね。
千代田区小伝馬町が本店ですが、東京駅のグランスタ東京店にも店舗があるので、とにかく買いやすいです。
ネットでも手に入りやすい品です(ちょっと割高ですが)。
大手饅頭伊部屋の大手まんぢゅう(岡山県)
ホームページを見ると、創業1837年と、もう少しで200年の歴史となる超老舗です。
見た目はとても甘そうですが、舌触りもよく、甘すぎず、ホッとした味わいが喉を楽しませてくれます。
日持ちは1週間程度しかありませんが、冷凍をして、レンジで解凍し、少し暖かいものも美味しいですよ。
高級感、重厚感があるわりには、意外と安いんですよ。
10個入りで972円と、1,000円もしないんですよ!
ご自宅用であれば、わざわざ箱に入ってなく、紙袋に入っているものがあります。
こちらは864円と、手軽に購入することができます。
(全て税込、2023年3月現在)
岡山県内では比較的手に入りやすいですが、県外ではなかなか販売がありません。
ぜひネットでお取り寄せをして、食べてみてください。
かん袋のくるみ餅(大阪府)
創業は1329年ということで、なんと700年の歴史を持つ老舗です。
また「かん袋」という屋号は、あの豊臣秀吉が名付けたという事からも、歴史が感じられますね。
ここの「くるみ餅」が有名ですが、ぜひとも店舗へお越しいただき「氷くるみ」を食していただきたいですね!
くるみ餅の上に、それは優しい口どけのかき氷がのっています。
冬でもあっという間に食べてしまえるほどの逸品です。
少し寒くなったら暖かいお茶を飲むと、またその冷たさの美味しさが実感できるでしょう。
ネットで販売しているのはかん袋のくるみ餅ではありませんので、お間違えないようにしてください。
かん袋のくるみ餅は、その場で食べるのが賞味期限だと思います。
お持ち帰りもできますが、その日に食べなければ、美味しさのほとんどが損なわれます。
また、「氷くるみ」はお店でしか味わえないものです。
足を運んででも食べていい和菓子であることは、私が自信を持っておすすめします!
まとめ(奥深き和菓子の世界)
冒頭にも記載しましたが、和菓子には歴史とその地で栄えた背景があります。
100年、200年前の人々もこの味を楽しんでいたのかと、思いを馳せながら食べるのも乙なものですね。
美味しいものは心も幸せにしてくれる。
和菓子だけでなく、洋菓子も然り。
色々食を楽しむことでまた和菓子の良さを再発見することもあります。
あなたの美味しい情報、お待ちしてます!
コメント